2019.06.17 Monday

建築家のしごと6、建築探訪・・

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倉敷 建築 設計事務所 建築家 岡山

5/28から始まっていた「建築家のしごと6」が、無事終了・・

写真は最終日(6/9)のイベント"建築探訪"の様子・・「路地で巡る、倉敷美観地区の近代建築1055」と題した市民向けのワークショップ。天気もよく・・2日間で50名近く、予定定員を超える参加で・・ありがたい限りです。私たちが普段から感じている倉敷美観地区の建築の魅力を、少しでも伝える事が出来ていたならば・・良いのですが。ご参加下さった皆様・・本当にありがとうございました。

 

2019.06.06 Thursday

多度津の家

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倉敷 建築 設計事務所 建築家 岡山

昨日、新しい敷地を訪れました・・・広々とした、伸びやかな周辺状況。倉敷から瀬戸大橋を渡ると(以前は片道5000円くらいだった通行料が今は2000円程度になっていてビックリ)、意外に近い場所でありながらも・・これまで縁がなかった、香川県でのはじめての計画。近辺には山や池もある、風がよく抜ける・・・良い家が出来そうな、気持ちの良い敷地。

 

計画のスタートはとても楽しい作業なのですが・・

とりあえず今週は「しごと展の建築探訪」の準備で手がいっぱい。土曜日は定員が埋まりましたが、日曜日は定員に少し余裕がありますので・・ご興味のある方は、ぜひご参加下さい。

2019.05.19 Sunday

2021年夏までの仮店舗・・

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倉敷 建築 設計事務所 建築家 岡山

トリムデザインでは、その様な案件は少ないのですが・・今回は大急ぎ!!!。現場調査から・・GW10日間を挟んで、実質1.5ヶ月ほどの間で、作図&見積&着工・・完成へ。様々な事を即決即決!!!。

 

2021年夏「本店舗OPEN」までの仮店舗だけど、2年ちょっと・・仮とは言いながらも業務に必要な"モノとスペース"は一揃い必要な訳で・・(こうしたい、ああしたいは色々あるけれど、)最小限の工事で、出来るだけ・・使いやすく、気持ちよく。

2019.05.14 Tuesday

乙島の家

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倉敷 建築 設計事務所 建築家 岡山

昨年のオープンハウスで「酒津の家」を大変気に入ってくださり・・その後良い敷地も見つかり、プレゼンをさせて頂いていた"乙島の家"・・2020年夏の竣工を目指して、本格的に設計スタート!!!となったのですが・・今月後半からは毎年恒例の"しごと展(5/28~6/9)"があり、これが終わるまではなかなか思うように時間が取れず・・本業やや停滞気味ですが、仕方なし。

 

(上写真)陽当りが良く、気持ちの良い敷地。クラッシックな日本家屋がまだまだ周辺には多く残るエリア・・落ち着いた町の雰囲気を乱す事のない、でもどこか新しい様な・・住宅が建ちます。既存の石垣がgood・・

2019.04.06 Saturday

洗面/浴室のリフォーム・・

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浴室のリフォーム 在来 倉敷 建築 設計事務所

(リフォーム前)

大きな洗面台だけど・・築20年近くで、色々と古い感も出てきて・・そろそろという感じで、洗面室&浴室をリフォーム・・

浴室のリフォーム 在来 倉敷 建築 設計事務所

(リフォーム後)

容量の大きな、天井いっぱいまでのウォールナット突板の壁面収納棚と、奥行きのあるクォーツストーンの洗面カウンター・・正面には間接照明のついた鏡面収納棚。

浴室のリフォーム 在来 倉敷 建築 設計事務所

(リフォーム後)

壁には縦長のデザインタイル。床は大理石調のサーモタイル(冬でも冷たくならない)・・丸い洗面ボウルと立水栓はCERAのスタルクデザイン。

 

 

浴室のリフォーム 在来 倉敷 建築 設計事務所

(リフォーム前)

一番の難点は、浴槽縁が大きくて(高くて)・・跨ぐのが危なかった!!。窓の位置と大きさも、どうも落ち着かない感じ・・何枚かのタイルは劣化で、割れたりもしていて・・

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家

(リフォーム後)

跨ぎやすい浴槽縁に変更・・人造大理石の浴槽は、"鋳物ホーロー"に変更・・浴槽廻りとカウンターには"十和田石"・・洗面と揃えた"縦長デザインタイル"・・壁面を照らす間接照明。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家

(リフォーム後)

「ユニットバスで簡単にリフォーム」してしまうという方法もあるのですが・・しかしやはり、石やタイルや鋳物といった存在感のある素材で造られた"在来浴室"の方が・・・goodです。

 

2019.03.21 Thursday

" DIY "な矢印サイン

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倉敷 建築 設計事務所 建築家 岡山

知人に作って頂いた・・"アクリルのパネル&パーツ"。全く違う機会に別の知人に頂いた"アルミポール"。この2つで・・・DIY的に「スタンドサイン」を作成。(DIYのサインにしては、素材のグレードがハイレベル・・)

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 岡山

こんな感じで完成!!!。ポールとは着脱式になってます。固定はしていません・・それはどうしてなのか?・・このポールをよくよく見て、それに気付く人がいれば・・素晴らしい!!!!・・そんなあなたは、"かなりの建築通"に間違いありません!!!。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 岡山

この様に「A4」を貼ってもgoodです。素材を提供して頂くかたちになった・・"大阪のYさん"と"倉敷のTさん”・・有難うございます。感謝感謝。

 

レンタルスペース「玩具館のくら」については、こちら

 

2019.03.06 Wednesday

「建築探訪 160」- Tokyo/ 下石神井

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倉敷 建築 設計事務所 建築家 内藤廣 いわさきちひろ 美術館

内藤廣さん設計の「ちひろ美術館・東京」(2002)を探訪・・東側外観を見る。アプローチ道路に面した東側外観は・・両翼を大きく広げた・・Wellcome!!な感じがgoodです。周辺は一般的な住宅が建ち並んでいる様なエリア・・もともとは作家である"いわさきちひろ"さんの・・自邸の一部を使って始められた美術館の建て替え・・

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 内藤廣 いわさきちひろ 美術館

アプローチ道路から外観正面を見る。左右の2棟で挟み込む形・・2棟の間に駐車場、中庭、カフェテラスを配置。配置計画にも影響を与えている、建て替え前からある"大きなケヤキ"の存在が、建物を引き立てる・・右手の1階にエントランス。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 内藤廣 いわさきちひろ 美術館

建物上部がフッ素樹脂塗装のSUS鋼板竪はぜ葺き。下部はコンクリート打放し。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 内藤廣 いわさきちひろ 美術館

100mm間隔/9mm角のダブルの・・格子塀が素敵です。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 内藤廣 いわさきちひろ 美術館

北棟1階のカフェより、中庭越しに南棟を見る。住居系の地域に建つ美術館・・(法規的な規制もある事からなのですが)ヒューマンスケールなヴォリュームによる構成が・・落ち着きます。リラックスできるアットホームな美術館・・

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 内藤廣 いわさきちひろ 美術館

建物中央の連結ブリッジ部を見る。北棟2階の展示室2を出て、南棟2階の図書室へと向かう部分・・中庭に面した大きな開口を介して、建物全体との繋がりを常に感じられる空間構成がgoodでした。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 内藤廣 いわさきちひろ 美術館

中央連結部の1階、中庭に面したカフェテラスを見る。基本的には以前の建物や庭の配置を踏襲しているそうだ・・多角形の小さなヴォリュームに分けた複数の棟を、中庭のある中央部で連結した、とても複雑な形の平面が・・多様な居心地を作り出していて・・とても魅力的。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 内藤廣 いわさきちひろ 美術館

(上の館内サインは来館者が使用するエリアのみの表示なので、建物全体を正確には表していません。)

 

踏襲したからこその"形"なんだろうか・・新規から考えた形では、こうも自然に感じのいい不定形は作れなさそうな気がします・・。

 

 

 

 

 

2019.03.01 Friday

「建築探訪 159」- Okayama 6

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倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

雪の降る1月に、岡山県津山市に・・「津山文化センター(1965)」を探訪。設計者である"川島甲士"さんの事は・・私達の年代でも、あまり詳しくは知らない建築家だが(ただ不勉強なだけかもしれませんが・・)、60年代には大変活躍された方のよう・・しかしとにかく、この建築がスゴイ!!。こんな建築がほかにあるだろうか・・という特徴的な外観。四角錐が逆さまに・・地面に突き刺さった様な形。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

「斗栱で全体が構成されているのが、この建築の最大の特徴!!!」。斗栱(ときょう)とは、日本の伝統建築に見られるアイコニックなエレメントで・・軒が支える荷重を柱に伝える「柱上にある組物」の事を言う。「斗(ます)」と「肘木(ひじき)」で構成されている斗栱を・・抽象化して、リデザイン・・構造は著名な構造設計家である"木村俊彦"さん。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

1段、2段、3段と、深い軒が三重に・・だんだんと前方にせり出していく、日本の伝統的な建築に見られる独特な形を・・コンクリートでリデザイン。こちらもこちらも、そうですが・・「60年代、コンクリート構造による日本建築再解釈の流れ」にある代表的な建築・・川島甲士さん40才の作品。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

"斗栱で構成された逆四角錐"の本館横にある・・四角いヴォリュームは「展示館」。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

展示館の外壁が凄い!!。外壁のウネウネとした模様は・・コンクリート表面を削って作られた"レリーフ"(これだけコンクリートを斫るのに、いったい何日くらい掛かるのだろうか!!)。デザインは・・緻密な線と混沌とした色彩の作品で知られる、著名グラフィックデザイナー"粟津潔"さん・・

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

1960年代に提案/実現された理想高く力強い・・世界にも影響を与えた、日本生まれの数少ない建築運動・・黒川紀章、菊竹清訓、大高正人、槇文彦、丹下健三、磯崎新 等々が参加していた・・メタボリズムの運動にも参加されていた粟津さん・・35才の作品!!。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

3階の廻廊部分を見る。屋内だけでなく、屋外まで天井がラワンベニヤ・・サッシの向こう側の「斗栱」が近くで詳しく見られます・・斗栱はプレキャストコンクリート製。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

立体的に格子を張り巡らせた様なデザインの・・照明器具がgoodです。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

1階のホワイエを見る。床は黒モルタルブロック300角。タイルが張られた"アートな壁面"は、少し傾いています・・壁面のデザインは津山出身の陶芸家/白石齊さん(しらいしひとし)によるものです。この日の建物探訪ツアーの案内人が・・実は白石さん。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

鉄板を折り曲げたパーツによる"アートな壁面"・・こちらも白石齊さんの作品。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

フラットな屋根の一部をめくり上げた様なトップライト・・屋上へと至る階段を見る。

 

倉敷 建築 設計事務所 建築家 近代建築 津山文化センター

屋上は雪、雪、雪・・前方の石垣は津山城(明治の廃城令で石垣以外は全てなくなってしまいましたが、森蘭丸の弟である森忠政が築いた大変立派なお城だったそうです)。

 

逓信省出身の建築家である川島甲士(かわしまこうし 1925-2009)さん・・他の代表作には「宮崎県婦人会館('65)」「西都原考古資料館('68)」「宮崎県営国民宿舎・青島('70)」「松源寺('69)」などなど・・があるそうです。

 

 

 

2019.02.11 Monday

「建築探訪 158」- Kurashiki

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建築探訪 岡山 倉敷 建築設計事務所

岡山県倉敷市にある、おしゃれなマスキングテープの会社としてよく知られているカモ井加工紙の工場・・とても広い敷地の中に、切妻屋根が何棟も並んだ風景・・どこにでもある様な古ぼけた工場群の一角が・・見事なリノベーションで"おしゃれな工場"に生まれ変わりました・・設計はTNA。

 

建築探訪 岡山 倉敷 建築設計事務所

まず最初にリノベーションされたのが、右側の建物・・もともとの建物のスケルトンである柱梁の間を"モルタル塗りの新しい外壁"で埋めた2階部分と、全てガラス張りとした1階部分と、で構成された・・"工場資料館(2012)"。次にリノベーションされたのが、左奥の建物・・腰回り全てを"半透明中空ポリカーボネート複合板"で覆った・・"第二製造工場倉庫(2013)"。

 

建築探訪 岡山 倉敷 建築設計事務所

次に新築されたのが、右側の建物・・外壁全体を半透明中空ポリカーボネート複合板で張られた四角い建物が・・"mt新倉庫(2016)"。同じポリカーボネート製の外壁でも・・新倉庫の方が透明感が高い様に見えます。2棟のリノベーションと1棟の新築・・

 

建築探訪 岡山 倉敷 建築設計事務所

"3棟共"に共通しているのは・・工場や建物の歴史、これからの在り方、敷地や周辺を含めたコンテクスト、などなどを丁寧に読み込みながらも・・その解答が驚くほどシンプル!!。外観はもちろん・・プランや構造、マテリアルやディテールも含めて・・驚く程の見事な"シンプリシティ"。(上写真)「第二製造工場倉庫」と「mt新倉庫」の間の通路が・・未来チックに見えてgoodです。

 

建築探訪 岡山 倉敷 建築設計事務所

(工場資料館の1階を見る。屋内だけど広場のようなスペース。)

"もともと"から開いていた2階床の開口に向けて・・1階床から8本の新設柱(100角の無垢材)が伸びる。余計な物を一切排除していきながら、既存部分の存在感を際立たせる・・とてもシンプリシティな発想ながら、精緻な設計により・・見事なリノベーション。

 

建築探訪 岡山 倉敷 建築設計事務所

(工場資料館の2階を見る。様々な資料が置かれた展示室。)

1階床に突き刺さった8本の細長い柱で・・支えられた2階の屋根が「見事に浮いています!!」・・広い広い工場敷地の中で、この2階だけ・・空気感の違う"新しい場所性"が獲得されていました・・素敵な展示室。(もともとは鉄骨スレート葺きの切妻屋根!!)

 

 

 

2019.02.09 Saturday

パトリック・モディアノ

"お正月休みに読んだ"・・2冊。

"現代フランスの最も偉大な作家"とよばれるパトリック・モディアノ・・2014年のノーベル文学賞受賞者。モディアノ作品の感想を一言で書くと「淡々とした抑制の効いた平易さの中の不在感と喪失感」。読み進めても、物語全体には捉えどころがなく・・リアリティも希薄、全体がぼんやりと霞んだまま・・時間と記憶、不在と喪失を巡る・・感情移入がなかなか難しい物語。

 

倉敷 建築設計 パトリック・モディアノ

 

Dans le café de la jeunesse perdue (失われた時のカフェで) 」・・パリ左岸のカフェに現れる謎の女性"ルキ"について・・彼女に魅了された複数の語り手によって、"繰り返し"語られる"不在の記憶"・・各章ごとに、それぞれ異なる語り手で語られる物語を通して感じられるのは・・"悲しみと喪失感"。

 

Livret de famille (家族手帳) 」・・"生きるとは、ひたすらに記憶を完成しようとすること"。アイデンティの欠落、不確かな記憶の積み重ね、脅迫的なイメージとしての負の歴史・・モディアノ作品において大きな位置を占める自らの出自・・占領下の時代を生き抜いたユダヤ人である両親の記憶・・自伝的要素が強い15章からなる物語。

 

「人間の捉えがたい運命を呼び覚まし、ナチス占領下の社会を明らかにした〈記憶の芸術〉」とは、ノーベル文学賞から送られた受賞理由の言葉。

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