t/rim design

倉敷の建築設計事務所トリムデザインのブログ
建築探訪 SAKAKURA's ARCHITECTURE
呉市庁舎 近代建築 保存 倉敷の建築設計
最近、取り壊されてしまったらしい呉市庁舎・・もう一度、オリジナル(濃青色タイルとコンクリート打放しの対比)の姿を見たかった・・こんな味のある建築を壊したのは、もったいない残念。(以前の探訪blogで登場済み)
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    | 建築探訪・近代日本 | 10:19 | comments(0) | - | - | - |
    建築探訪 TANGE's ARCHITECTURE
    丹下建築 倉敷 岡山 建築設計
    それにしても垂木が薄い、腕木も2本に分けてあるし、何度見てもgood です、香川県庁舎。丹下建築の中でも出来栄えも保存状態もバツグンです!! (以前の探訪blogで登場済み)
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      | 建築探訪・近代日本 | 15:06 | comments(0) | - | - | - |
      「建築探訪 135」-Yamaguchi 3
      山口県立図書館  倉敷 設計事務所 建築
      「山口県立図書館」(1973) を探訪・・設計は鬼頭梓さん。様々な量感がポコポコした外観・・タイル壁に挟まれたサッシュ部が正面入口(西面)。平面的に見ても、様々な室のヴォリュームがポコポコとした形になっています。

      山口県立図書館  倉敷 設計事務所 建築
      東側の入口より見る・・正面奥が西側の正面入口。右上に見える大きなトップライトと、このトップライト下にある中央ホール(開架室)が・・建物の中心となります。この微妙な階高設定の・・中央ホールの絶妙な位置付けが、この建築の居心地良さの・・要となっている様な気がします。

      山口県立図書館  倉敷 設計事務所 建築
      (左-写真)中央ホールには、スロープでアクセス。(右-写真)中央ホールから2階にも、スロープでアクセス。スロープ横のコンクリート壁が・・いい「ハツリ」具合です。スロープを中心とした建物構成も・・この建築の要。写真では分かり難いですが、天井は格子状ルーバーになっています。

      山口県立図書館  倉敷 設計事務所 建築
      2階より見る。中央ホールに面してグルリと廊下が廻っているのですが・・その廊下には様々な読書コーナーが幾つも、趣きを変えながら配置されていて・・very goodです。外部窓に面した机のコーナーや、廊下の腰壁に隠れる様に配されたプチコーナー・・

      山口県立図書館  倉敷 設計事務所 建築
      開架書庫の側に配されたベンチソファのコーナーや、光庭に面したラウンジソファのコーナーなどなど・・そして更に、廊下廻りから、まとまった大きさのある各室が・・四方八方へと繋がっていく、広がりのある伸びやかな図書館となっています。

      鬼頭梓 図書館 建築 倉敷の設計事務所
      図書館建築のパイオニアであり、名手でもある鬼頭さんが手掛けた図書館建築は "訪れた人を暖かく迎え入れる" ・・とても居心地の良い、とてもniceな建築でした!!! ・・が、その本当の良さは、写真や説明文では上手く伝えられない・・体験してみないと、その良さが分からない・・"建築らしい建築" 。

      「東京経済大学図書館('62)」から始まり「山梨県立図書館('70)」「東北大学図書館('72)」「山口県立図書館('73)」、そして「日野市立中央図書館('73)」・・生涯に30を超える図書館建築を手掛けられた、鬼頭梓さんが言われていた「図書館建築で大切な事」とは・・ 
      山口県立図書館  倉敷 設計事務所 建築
      "図書館員がしっかりしてくれている事が一番大切です"  との事・・デザインに対する主義主張は控え目で、設計方法論にも柔軟な・・鬼頭さんらしい言葉なのではないでしょうか。外壁のタイルは、鬼頭梓さんの 師匠と同じ "打込みタイル" ・・巾450×高150mmという、やや大きめのタイル。

       
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        | 建築探訪・近代日本 | 09:44 | comments(0) | - | - | - |
        「建築探訪 133」-Yamaguchi 2
        山口県立博物館 坂倉準三 倉敷 設計事務所
        「山口県立 山口博物館('67)」を探訪・・設計は坂倉準三建築研究所
        (上写真) メインアプローチとなる外部大階段の境壁に開けられた不思議な開口・・不正形なカタチに、角度を変えた切り込み・・goodです。

        山口県立博物館 坂倉準三 倉敷 設計事務所
        東側外観、建物正面を見る。もともとは全て・・コンクリート打放し仕上げの建築でしたが、今は一部分を残してタイル張りとなった建物外観。アプローチは右手にある外部大階段を上がった2階から。

        山口県立博物館 坂倉準三 倉敷 設計事務所
        建物正面である東側外観とは、ガラッと雰囲気の変わる・・北側外観を見る。北側の外壁仕上げはボード張り・・硬軟強弱の付け方が・・goodです。

        山口県立博物館 坂倉準三 倉敷 設計事務所
        1階ピロティ部を見る。左手奥に見えている屋外大階段・・いまは鉄骨造ですが、もともとはコンクリート造、打放し仕上げ・・だった様です。

        山口県立博物館 坂倉準三 倉敷 設計事務所
        1階ピロティ部、ビビットな天井の色彩。もともとのデザインがこの色であったのか・・どうかは分かりませんが・・goodです。

        山口県立博物館 坂倉準三 倉敷 設計事務所
        1階ピロティ部より敷地奥を見る。敷地奥には春日山・・敷地の環境条件から導き出されたという建築形態のイメージは "敷地に架け渡された橋" 。


         
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          | 建築探訪・近代日本 | 15:39 | comments(0) | - | - | - |
          「建築探訪 132」-Fukuoka
          倉敷 設計 福岡市美術館
          「福岡市美術館 ('79)」を探訪・・設計は前川國男。32m角×高さ12mの"タイル張りの四角いヴォリューム" の展示棟を見上げる・・上部から斜め張り、縦張り、横張り・・全体の構成としては、この "タイル張りの四角いヴォリューム" が4つ、L型に雁行しながら配置・・その間を大きなエスプラナードやエントランスロビーで、繋ぐカタチ。"タイル張りの四角いヴォリューム" には、寄棟屋根が乗っていますが・・地上からは見えません。
          倉敷 設計 美術館 福岡
          北側のエスプラナード(散策路)より見る。福岡市民の憩いの場である、大濠公園の美しい環境を眺めながら、大きくゆったりした階段で・・大きな屋外彫刻作品に出会ったりしながらブラブラ・・2階エントランスロビーへ。
          倉敷 設計 美術館 福岡
          南側のエントランスを見る。こちらから建物にアプローチする人は、2層分の建物を見ながら・・1階エントランスロビーへ。
          福岡市美術館 前川國男 岡山 設計事務所
          北側のエスプラナード部の2階より、中庭の大きな開口を見る。中庭の向こうにはエントランスロビーの吹抜けが見えます、その向こうに南側エントランス・・ヴォールト(蒲鉾型アーチ)状の屋根天井は、コンクリート打放しの "斫(はつ)り" 仕上げ。

          福岡市美術館 前川國男 岡山 設計事務所
          (左) コンクリートヴォールトの天井で抑えられた、落ち着きのある2階エントランスロビーを見る。(右)外壁の詳細を見る・・前川國男こだわりの「打込みタイル」・・これは「釉薬」のかかった「磁器質」で「PC版」・・「前川國男の打込みタイル」は年代を経てバージョンアップ・・。
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            | 建築探訪・近代日本 | 09:21 | comments(0) | - | - | - |
            「建築探訪 131」-Yamaguchi
            山口県立美術館 鬼頭梓 岡山 建筑設計事務所
            「山口県立美術館(1979)」を探訪・・設計は鬼頭梓(1926-2008)さん。エントランスへと向かう・・建物正面&広場がスパッと迎えてくれます。煉瓦ヴォリュームの南北に細長い美術館は、鬼頭さんの師匠である前川國男の「熊本県立美術館 ('77)」を思い起こさせる・・

            山口県立美術館 鬼頭梓 岡山 建筑設計事務所
            煉瓦積みの壁面の中に・・コンクリート打放しの楣(まぐさ)が効いています。  
            山口県立美術館 鬼頭梓 岡山 建筑設計事務所
            建物正面の下部を見る。ピロティ下の建具は当初のものではなく・・フレームレスな現代的なガラス建具にリニューアルされていましたが・・上部煉瓦ヴォリュームとガラスの対比感が当初よりも強まっていて・・goodなんではないでしょうか。(開館30年を期に2012年に大改修)

            山口県立美術館 鬼頭梓 岡山 建筑設計事務所
            ピロティ部に増築された・・ショップ部を見る。ガラスの角に穴を開けて、支持金物のみでガラス面を固定して支える・・DPG工法による、フレームレスなスッキリデザイン。

            山口県立美術館 鬼頭梓 岡山 建筑設計事務所
            玄関を入った正面の1階ロビー・・大きな開口(西面)。ロビーから1段上がった場所にはカフェ。その向こうの外部は屋外展示場。来館者はロビー正面の壁に突き当たり、目的別に左右(南北)に別れていく・・

            倉敷 建築設計 美術館 
            1階ロビーから、大きな長い斜路(北側)を上がり展示室へ・・そこからさらに斜路で上階の展示室へ。左右対称で南側にも同じカタチで斜路が配置されている。この美術館の建築構成の要は、やはりなんと言っても・・建物中央に配置された斜路。(斜路が建築構成の要となっている建築といえば、鬼頭さんの師匠の師匠による・・この作品!!

            山口県立美術館 鬼頭梓 岡山 建筑設計事務所
            1階ロビーを見る。階段は一切使うことなく、斜路だけにより展示室を巡る構成は・・気分の断続を強いられる事なく各展示室を歩き回れる連続性を・・鬼頭さんが重視された様です。美術館設計にあたり・・萩焼きの窯元や香月泰男のアトリエ、市内の古い社寺・・様々な"山口"の場所を、訪ね歩き・・"山口"の美術館を模索されたそうです。

            山口県立美術館 鬼頭梓 岡山 建筑設計事務所
            カフェを見る・・今は深澤直人デザインの椅子が並ぶ、おしゃれなスペースですが、もともとはこの場所もロビーだった様です。美術館設計の経験がなかった鬼頭さんは・・その不安を師匠(前川國男)に相談したところ・・前川が鬼頭に与えたアドバイスとは・・「何も教える事はない、物と人に聞け!!」・・物とは美術品、人とは学芸員。
            山口県立美術館 鬼頭梓 岡山 建筑設計事務所
            師匠である前川と同じく、建築家の職業倫理観に厳しかった鬼頭の言葉。
            「デザインの自由は、常にクライアントと社会のために行使されるという限界を超えることは許されない」・・建築家のエゴやデザイン至上主義への戒め、社会/生活/人間/建築の関係性を増進する為のデザイン・・

             
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              | 建築探訪・近代日本 | 17:53 | comments(0) | - | - | - |
              「ホテルオークラ東京」建替え・・
              ホテルオークラ 建替え 最後の日 岡山の設計事務所
              歴史と愛着のある建物が無くなるのは、寂しい限りです。
              "日本美を体現したホテル建築"として知られ・・
              日本が誇る名作モダニズム建築のひとつ・・
              ホテルオークラ 建替え 最後の日 岡山の設計事務所
              53年に渡り、多くの人をもてなしてきた・・「ホテルオークラ東京」が建替え工事のために、昨日(2015/8/31)を持って閉館。(別館での運営は継続中)
              ホテルオークラ 建替え 最後の日 岡山の設計事務所
              建替え後の(195m 42階建て and 85m 17階建ての2棟からなる) "新本館"は、2019年にオープン予定。"新本館"の設計には、本館の設計に尽力された"谷口吉郎"さんの息子である谷口吉生さんも参加。

              建替えに関しては、日本国内だけではなく、海外からもそれを惜しむ声はたくさん聞かれ・・と言うよりも「ホテルオークラ東京のデザインの秀逸さ」は、 (日本人自身は意外と鈍感で、その良さをそんなに理解していないのではと思える程に) 海外からの評価の方が高いとも感じられるくらい・・
              その唯一無二の傑出した"特別な空間"を、NYにある至極の空間「シーグラムビル+フォーシーズンズ」に匹敵すると言われる・・著名なデザイナーもおられました。もはや基本的には、2度と体験できない事になってしまった "あのオークラの空間" ・・本当に残念な事ですね。

              ホテルオークラ グランドフィナーレ パーティ
              グランドフィナーレのパーティ会場・・氷の建築彫刻がデカイ!!
              "本館最後の日" に、宿泊者として立ち会えた事に感謝。
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                | 建築探訪・近代日本 | 18:22 | comments(1) | - | - | - |
                「建築探訪 123」-ISE SIMA
                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                村野藤吾の設計による「志摩観光ホテル」を訪れる・・ 正面に見えるのは本館。本館が竣工した1969年当時は全体で200室を擁し・・国内最大規模のリゾートホテルだったそうです。屋根と軒が重層する外観が特徴的。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                真珠養殖の発祥地でもあり、リアス式海岸が織り成す景勝地としても知られる・・英虞湾に面して建つホテル。左側、建物下にあるのが英虞湾・・しかし天気がやや悪い。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                本館の1階ロビーを見る。松材による力強い天井の意匠。突き当りの奥にレストラン「ラ・メール クラシック」。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                本館の1階ロビーにある階段を見る。ちょっとした部分にまで・・アールや面取りを施す・・細やかなディテールへの気配りが、心地良い ・・村野藤吾さんの建築

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                本館2階のロビーを見る。村野さんオリジナルデザインの障子・・ソファやテーブルといった家具・・いかにも村野調なインテリア。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 倉敷の設計事務所
                本館2階のラウンジ「アミー」を見る。1973年の映画「華麗なる一族」のロケが行われた場所としても有名。昭和天皇はじめ、今の天皇陛下・皇后陛下や、皇太子殿下・同妃殿下、秋篠宮殿下・同妃殿下・・ モナコのグレース王妃夫妻などなど・・皇室関係の方々が泊まられる事でも知られているホテル・・ 竹をギッシリと並べた天井が壮観。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                藤田嗣治や小磯良平の絵画も壁に並ぶ・・本館1階にあるレストラン「ラ・メール クラシック」。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                戦後初の純洋式リゾートホテルとして、1951年に開業した建物である旧館を見る。開業当時は25室。開業した年の秋には昭和天皇も・・ご宿泊。旧館の奥にあった増築部(1960)は、今は撤去されていて・・在りません。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                旧館の建物自体は・・設計者である村野藤吾が戦時中に設計した「鈴鹿海軍工廠 航空隊将校 集会場(1943)」の木材を移築して、建てられたもの。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                開業当時の趣きを今も残す、旧館のロビーを見る。旧館部分は、今はホテルとしては使用はされていませんが・・内部は公開されており、自由に見て廻る事が出来ます。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                太い柱梁が露わしとなった高さのある空間・・旧館の和食レストラン「浜木綿」。これだけのスペースを何も使わずに維持されて・・見学の為に公開して頂けるとは・・感謝。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                ここも・・現在はもちろん営業していないが、今にもシェフが出て来そうな雰囲気・・旧館にある鉄板焼き「山吹」のインテリアを見る。ここの障子もオモシロイ・・そして天井も・・さすがの村野デザイン。

                志摩観光ホテル 村野藤吾 岡山の設計事務所
                ホテルには夕方、到着。窓から英虞湾を見下ろす。英虞湾に沈む夕陽は、このホテルの大きな魅力の1つなのだが・・残念(曇り)。ならば、このホテルの・・もう1つの大きな魅力である・・食事ディナーに期待 !!
                 
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                  | 建築探訪・近代日本 | 09:07 | comments(0) | - | - | - |
                  Casa Brutus
                  岡山 建築 設計
                  先日・・「Casa Brutus」1月号を買いました・・
                  まだ歴史が浅い近代建築はその魅力や価値が、一般的には理解されにくく。それを守る制度もまだ充分でなく・・ 価値のある貴重な建築作品であっても・・資本主義という大きな経済性の波に負けてしまう事は・・少なくありません。

                  日本の名作近代建築の紹介をする特集号なんですが・・ページを多く取って、表紙を見ても分かる通り、いちばん力を入れているのは・・
                  「ホテルオークラ東京のロビーは壊さないで!!」というエール。

                  本館の建替えが決定している「ホテルオークラ東京」(1962)・・特にそのロビー空間は、国内だけでなく海外にも信奉者が多い・・日本近代建築の珠玉と言っても過言ではない空間。失なわれてしまう前に・・ 再訪したいですよね。
                   
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                    | 建築探訪・近代日本 | 16:10 | comments(0) | - | - | - |
                    「建築探訪 96」-Tokyo/ 青山3
                    岡山 建築 設計
                    (上写真) 道路の向かいにあるワタリウム美術館側より、西南側外観を見る。
                    青山の外苑西通りに面した "小さな住宅" ・・ 写真左のマンションは「そこまで近く建てるか!!!」と驚くほどの近接ぶり・・この「塔の家」(1966) を設計されたのは東孝光さん。


                    倉敷 建築 設計
                    (上写真 左) 西側より外観を見上げる。地下1階、地上5階の計6層からなる住宅・・駐車場も1台分を確保・・ 敷地面積は、なんとわずか6坪ほど!!! 
                    (上写真 右) 南側より外観を見上げる。左手の街路樹は、この家の為に植えられた様に・・いい感じで建物に寄り添っています。

                    倉敷 設計事務所

                    建物の外壁を触る・・この建物は内外共にコンクリート打放し仕上げ。内外コンクリート打放しの住宅といえば、すぐに安藤忠雄さんの名前を思い浮かべますが・・安藤忠雄さんが「住吉の長屋」で一躍名を知られる様になるよりも10年も前の作品・・ ANDO建築の代名詞である磨き上げられた様な、均一なコンクリート打放しも綺麗ですが・・この東さんの荒々しい肌理のコンクリート打放しも・・ 味があってgoodです。

                    塔の家 東孝光

                    (上写真 左)  竣工した1966年頃の様子・・まわりにはまだ高い建物もなく、まさしく「塔の家」・・ 
                    (上写真 右) 各階のプランを見る。5階の子供部屋はベッドの大きさから図ると3帖程度、4階の寝室も4.5帖程度、2階の居間も4.5帖程度・・家族3人、延20坪程度の家、内部には仕切りはなく、階段を介して縦に繋がった1室空間・・やや広い階段の踊り場に住んでいる様な・・約50年前に生まれた究極の都市住宅。必要最小限で都市に生きる・・"TOKYO"でしかありえない住宅・・余分なものを持たずに都市で暮らす・・現代にも通じる、こんな潔さが心地良いです。

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                      | 建築探訪・近代日本 | 09:15 | comments(0) | - | - | - |
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