t/rim design

倉敷の建築設計事務所トリムデザインのブログ
「桂離宮」
わたしの本棚 ブルーノ・タウト 桂離宮 倉敷の建築設計
お気に入りの本、ブルーノ・タウトの「桂離宮」・・"永遠なるもの" や "日本建築の世界的奇蹟" など8つの小論。桂離宮や伊勢神宮、孤篷庵や日光などの探訪日記。そして”桂離宮の回想” と題された書帖・・タウトの建築探訪 - 絵日記!!!

「DA DENKT DASAUGE」 (ここでは眼が思惟する) との言葉と共に27枚の書帖は始まり・・探訪ルートの順のまま、筆による言葉と絵で、探訪が回想される。タウトの感動を、タウトの言葉&筆画という低解像度の情報で・・再トレースするという。アナログな感じがとても楽しい本
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    | わたしの本棚 | 10:15 | comments(0) | - | - | - |
    建築探訪 Scarpa's ARCHITECTURE
    岡山 設計 スカルパ 
    建築の隅々まで、どんな箇所の1mm1mmまで、マテリアルそれぞれの肌理まで・・本当に些細なディテールの工夫と積み重ねで、素晴らしい建築は出来上がる。ディテールの連鎖が建物全体を覆う・・Carlo Scarpa の Brion Family Tomb (以前のblogで登場済み)      
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      | 建築探訪・Italia | 09:59 | comments(0) | - | - | - |
      「建築探訪 138」-Finland 23 / ALVAR AALTO 18
      アアルト建築 北欧デザイン 倉敷の設計事務所
      アアルト設計の「ラウタタロ(1955)」を探訪・・ヘルシンキ市内の中心地に建つ8階建ての商業ビル。まだ陽が昇り始めたばかりで、人もまばらな・・早朝に市内を散歩しながらの探訪・・ラウタタロとは"鉄の家"の意味・・建物のクライアントはフィンランド鉄鋼業者連盟。

      アアルト建築 北欧デザイン 倉敷の設計事務所
      格子グリッドのカーテンウォール、規則正しく並んだ窓・・ガラスに映っている建物の様に、周辺には赤煉瓦のビルが多く・・右隣には、ヘルシンキ中央駅の設計者でも知られる・・エリエル・サーリネンの設計による赤煉瓦のビルも在り。
      アアルト建築 北欧デザイン 倉敷の設計事務所
      格子グリッド内の1モジュールの構成は、垂壁+換気窓+FIX窓。FIX窓と換気窓を分けるデザインは・・こちらでも、あちらでも、見られる・・いつものアアルトデザイン。
      アアルト建築 北欧デザイン 倉敷の設計事務所
      道路に面した玄関扉を見る。銅製外壁の質感とオリジナル照明器具の感じが・・goodです。
      アアルト 倉敷 建築設計事務所
      訪れたのは、日本に帰国する当日の早朝・・(まだ建物はオープンしていなかったので)表玄関からガラス越しに、中を見る。このメイン階段を上がった2階には・・正円型トップライトが整然と並んだ、有名な"吹抜けホール"が在り・・雰囲気としては、以前にも探訪blogでも紹介した・・アカデミア書店のスペースと似た感じだそうだが(出来たのはこちらがずっと先)・・中に入ってみたかったが・・残念。





       
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        | 建築探訪・Finland | 17:27 | comments(0) | - | - | - |
        建築探訪 NAITO's ARCHITECTURE
        高知 内藤廣 倉敷 設計事務所
        この包まれた感がいいなぁ・・あの見事な植物図鑑で知られる、日本植物学の神様・・"牧野富太郎"の記念館。新緑の季節の今、ぜひ訪れてみたい。「わたしは草花の精である」と自身で言い切れる程に・・植物の魅力に取り憑かれていた牧野先生。(以前の探訪blogで登場済み)
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          | 建築探訪・現代建築などなど | 10:34 | comments(0) | - | - | - |
          建築探訪 SAKAKURA's ARCHITECTURE
          呉市庁舎 近代建築 保存 倉敷の建築設計
          最近、取り壊されてしまったらしい呉市庁舎・・もう一度、オリジナル(濃青色タイルとコンクリート打放しの対比)の姿を見たかった・・こんな味のある建築を壊したのは、もったいない残念。(以前の探訪blogで登場済み)
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            | 建築探訪・近代日本 | 10:19 | comments(0) | - | - | - |
            建築探訪 TANGE's ARCHITECTURE
            丹下建築 倉敷 岡山 建築設計
            それにしても垂木が薄い、腕木も2本に分けてあるし、何度見てもgood です、香川県庁舎。丹下建築の中でも出来栄えも保存状態もバツグンです!! (以前の探訪blogで登場済み)
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              | 建築探訪・近代日本 | 15:06 | comments(0) | - | - | - |
              「建築探訪 137」-Finland 22 / ALVAR AALTO 17
              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              アルヴァ・アアルト設計の「セイナッツアロの村役場('52)」を探訪。元々は・・小さな建物ながら会議場、図書館、オフィス部、居住部、店舗部などなどの複数機能が1つの建物の中に構成されていた、人口3000人の湖に浮かぶ小さな島の為に建てられた建築・・現在は役場/図書館の機能のみ。戦前の「白いモダニズム建築」の旗手としての "白いアアルト" から脱した・・戦後の "赤いアアルト" としての出発点となった・・アアルトの代表作。「レンガマッスなヴォリューム」と「大小様々な木製窓」による外観の構成を南西より見る。

              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              ひときわ高いのが会議場部。平面的には「ロの字型の中庭形式」。2層のレンガヴォリュームで2階にある中庭を囲んだカタチ・・ロの字の角、2角を欠込んで外部階段が設置されています。左手の建物出隅に竪ルーバーを設けている部分が図書館棟。微妙というか・・絶妙に調整された全体の不規則な形。ヴォリュームと開口部の"細かな"形態操作で・・アシンメトリーな絶妙バランスに至る感覚がexcellent !!

              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              外部階段を上がり中庭へ至る。右手にエントランス・・木製パーゴラ、木製建具、板金屋根により構成された、ヒューマンスケール&ヒューマンマテリアルな建築・・
              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              高さをグッと抑えた回廊が中庭を囲む。「レンガマッス」な外側ヴォリュームとは対比的・・開放的な中庭の様子。

              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              天井高さを抑えたエントランスホール。床素材の切替えが楽しい。

              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              エントランスから続く、中庭に開けた明るい回廊。開放的な開口部、レンガ/木板のリズミカルな繰り返し壁面、レンガの腰窓・・黒い柱の存在も効いていて・・何とも居心地が良く、落ち着く空間。腰窓のレンガベンチのスリットは暖房用・・溝下部に設置された暖房器具の熱を窓辺へと導く。

              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              議場へと続く、ハイサイド窓から入る光が印象的な・・階段室を昇っていく。「重量感のあるレンガ壁」と「光を受けた軽やかな木製天井」の対比が・・goodです。

              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              「レンガ壁」と「木製天井」と「大きなルーバー窓」が印象的な議場を見る。放射状に伸びた腕木により・・屋根を支える「2つの扇形トラス」の形態が特徴的なのですが、議場内が暗く・・うまく写真は取れませんでした。(照明が点いていないので・・でも自然光での空間の雰囲気がよく分かるのでgoodです)

              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              ザクッとした言い様ですが、その物言いがピタリとはまる・・"何ともアアルトらしいマテリアルとプロポーション" な・・図書館棟を見る。1階部の大きな横長ガラス窓が・・もともと店舗として計画されたという経緯を物語っています。レンガ壁の目地が少し深めに取っていたり、レンガの仕上がりや色が均一でなかったり・・そんな事も建物の味として効いています。

              アアルト建築 セイナッツアロ 倉敷の建築設計
              以前に訪れた「アアルトのアトリエ」を思わせる、光の取り入れ方・天井の形・・もちろんこちらの建築の方が年代としては古いので・・あちらがこちらに似ているのですが。天井高さいっぱいの窓から、たくさん光が入り・・とても明るい図書館棟の2階を見る。
               
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                | 建築探訪・Finland | 22:17 | comments(0) | - | - | - |
                大原美術館 分館
                大原美術館 mt  倉敷 建築
                神奈川から来た美大生の甥っ子と「OHARAグランプリ」と「VOCA大原美術館賞の10年」を開催中の大原美術館へ・・建築家/浦辺鎮太郎の設計による大原美術館分館のコンクリート打放し仕上げの庇が、カラフルなマスキングテープでラッピング!!  普段とは全く違う様子!!  これは3/29から始まる、岡山県観光キャンペーンの一環・・「mt × 大原美術館」によるもの・・その他にも美術館の様々なところがラッピング!!
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                  | 日常・お知らせ | 17:08 | comments(0) | - | - | - |
                  「建築探訪 136」-Nara2/ 慈光院
                  慈光院 高林庵 片桐石州 岡山の設計事務所
                  「慈光院 高林庵」(奈良県大和郡山市)を探訪・・内外部が一体となった、見事な書院造の空間。小堀遠州の亡きあと、将軍家の茶道指南も務めた、石州流の元祖 片桐石州が・・両親の菩提を弔うために1663年に建てた寺院が慈光院。書院へ増築された二畳台目の茶室が高林庵
                  (上写真)さつきの刈込み・・大きい!!

                  慈光院 高林庵 片桐石州 岡山の設計事務所
                  日本を代表する建築家の一人、篠原一男は・・「数学を志していた自分が、奈良京都で日本建築の美しさに接した事で・・建築家になる決意を決めた」と、初期の著書「住宅建築('64)」に書かれていました・・・その幾つかの建築の中に、この「慈光院」もありました。
                  (上写真)13帖敷きの書院主室を見る。正面に南向きの1間の床、その横に1間の出書院、柱は4寸角大面取り、長押は無し・・格式張らない・・さり気ない佇まいの書院。

                  慈光院 高林庵 片桐石州 岡山の設計事務所
                  訪れた日はとても暑い1日でしたが、とても心地の良い空間でした。この様な外部(自然)と内部(人間)が一体となる日本建築の在り方は・・(強固な石壁で外部から内部を隔絶しようとする、西洋建築の考え方とは大きく異なる)・・日本文化の根幹的思想をよく表わした構成。
                  (上写真)大和盆地を借景とした東庭を見る。東から南へと廻る鍵の手型の広縁。軒先と縁先が作り出すフレーミングの効果で・・庭の美しさが更に際立ちます。

                  慈光院 高林庵 片桐石州 岡山の設計事務所
                  「襖や建具を全て開け放した一室空間が・・広縁へと繋がった空間構成は、日本建築の住空間の美しさの典型のようだ。(by西澤文隆) 」・・
                  (上写真)東庭より見る。建築も庭も、とても控え目な作りは、石州流の茶の精神そのまま・・なんでしょうか。

                  慈光院 高林庵 片桐石州 岡山の設計事務所
                  客をもてなす為の、床の間(上写真のいちばん左)が客座(上写真の右手)ではなく点前座(中柱のすぐ左)にある「亭主床」のつくり。径が50mmほどの中柱は櫟(クヌギ)皮付、天井直前での屈曲が絶妙!!!  壁止めである節3つの横竹がgoodです。天井は杉杢、黒竹の棹縁は床差し。

                  西澤文隆さんによると、茶室建築の別格は密庵(伝小堀遠州)、待庵(千利休)、如庵(織田有楽)・・その国宝三席の次に来るのが、西翁院(藤村庸軒)と高林庵(片桐石州)との事・・
                  慈光院 茶室 書院   建築 岡山
                  慈光院の書院と茶室は、石州の作風に触れる事の出来る唯一の遺構・・一見目に留まる様な目立つ意匠もなく、平凡そのものとも取れる石州の作風ですが・・"作為を一切消した、わざとらしさを表わさない表現" には・・現代デザインの流れと共感できる部分も多いのでは。
                  (上写真 右)出書院東南にある手水鉢「角ばらず」・・goodです。
                  (上写真 左)客座の2帖部を見る。外壁2面の巾一杯、開放的で伸びやかに・・高さをずらして連続する横長連子窓。
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                    | 建築探訪・日本建築 | 09:59 | comments(0) | - | - | - |
                    展覧会 2016
                    倉敷 建築設計事務所 岡山 デザイン
                    展覧会を巡ってきました、一番のお目当ては・・
                    ワタリウム美術館での・・「リナ・ボ・バルディ展」
                    イタリア生まれの女流建築家リナ・ボ・バルディは32才でブラジルに渡り・・以後78才で亡くなるまで、ブラジルを代表する建築家として数々の作品を、ブラジルにて手掛けられる。ワタリウム美術館は展覧会場としては狭く、展示される物の数も限られるが・・展覧会の為に敷き詰められた "ブラジルの赤土やモザイクタイル""建築家愛蔵の家具や雑貨小物"ブラジルで建てられた建築の "原寸大の窓" などなどを・・本当にバランス良く構成されていてgoodでした。

                    リナの描くドローイングも魅力的だったし、リナのデザインした「ボール・チェア」もキュート・・リナの人物像やベースとなっている考え方が伝わってくる様な・・Very goodな展示でした。イタリアモダンのラショナリズムとブラジルの出会いから生まれた・・自由で、大胆で、チャーミングな・・リナ・ボ・バルディの建築・・サンパウロ郊外に建てられた、質素な教会建築が・・良かったです。

                    フランク・ゲーリー展 21  倉敷の建築設計
                    21_21 DESIGN SIGHTでの・・「建築家フランク・ゲーリー展」 
                    「やりたいのは、新しいアイデアを生むことだけ」という・・もうすぐ87才になる、アメリカの建築家フランク・ゲーリーの言葉。グニャグニャと不規則にうねる曲面が、絡み合う複雑さを極めた "ゲーリー建築" ・・展覧会のタイトルにもなっている「I Have an Idea」・・そのアイデアが建築として、どう実現されるのか・・彼のアイデアの原石とも言えるオブジェが、幾つも並べられた大机が並び、彼の言葉が壁に書かれた・・最初の展示室となる "ゲーリー・ルーム−" の居心地が・・Very goodでした。

                    みなでつくる方法 吉坂隆正の自邸
                    国立近現代建築資料館の・・「みなでつくる方法」  
                    (上写真) この展示模型は「吉阪邸 (1955)」。いまは現存しないこの "有名な建築家/吉阪隆正の自邸" に・・訪問された経験があるという倉敷在住の(素敵な)方から、お聞きしたエピソードを・・思い出しながら、模型を見る。

                    森美術館の・・ 「フォスター+パートナーズ展」 
                    GAギャラリーの・・ 「GA JAPAN 2015 -PLOT 設計のプロセス展」
                    国立新美術館の・・「はじまり、美の饗宴展」 
                    などなど、いろいろと見て・・勉強になりました。


                     
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                      | Design・展覧会 | 12:02 | comments(0) | - | - | - |
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